TechSeedご利用企業インタビューvol.3
【株式会社システムソリューション】

他研修会社利用中に「発表会見に来て下さい」と誘われた事がきっかけに

2022年度の新卒研修（3か月）をご利用いただいたIT企業からのレビューをお届けいたします。
今回は東京・千代田区に本社を構える「株式会社システムソリューション」様です。
人事ご担当の永田昭男様に、お話を伺いました（以下TSは「Techseed」の略）。

TS：TechSeedをご利用頂き、ありがとうございました。
システムソリューション様では、”社員（開発者）に一番良い環境で開発に取り組んで頂く”事を、第一に考えているそうですね。

永田：はい。特に未経験や経験の浅いエンジニアの成長を考えて配属先を決めています。弊社ではお客様先での開発作業がメインとなるのですが、未経験又は経験がかなり浅いエンジニアは、中堅又はベテランを必ず同じチームに付け、悩み相談・スキル面での質問等で常にコンタクトがしやすい配属を行っています。スキルが不足する経験が浅い方又は研修修了直後のエンジニアは、お客様先からも懸念される事は正直ありますが、私自身がお客様先と交渉し、配属に関して理解を頂いています。又ベテラン社員が経験の浅いエンジニアのスキルとメンタル両方の面倒を見る事が、弊社の育成手法として定着しています。
　　
TS：なるほど。では未経験者又は経験の浅い方の”育成”は、貴社にとっては重要ですね。

永田：そうですね。新入社員育成は、以前は自社社員が1か月ほど担当の開発業務を一時離れやっていましたが、私が管理職になる位のタイミングで、外部研修を使う様になりました。

外部研修は、以前は常にベストな研修会社を探していました。3社位、使わせて頂きました。テックシードの営業の方が、3年前にはじめて営業に来られましたが、その際、既に他の研修会社を利用する事で決定していたにも関わらず、「一度弊社研修の発表会を見に来て頂けませんか？」と、何回も営業さんが言うんです。”そこまで言うからには何かあるのかもしれない”と感じ、研修最終日の成果発表会を見学し、感動に近いものを感じました。研修現場は見ていないものの、発表内容のクォリティの高さや、全員が自信を持って発表する姿に、「どんな研修を提供しているんだろう」と興味を強く持ちました。

この業界の良い所は、「失敗が次へのステップになる」事

TS：システムソリューション様では、新人研修にどんな事を求めてらっしゃるのでしょうか？

永田：正直、研修期間の2ヵ月3ヵ月で開発者として必要な全て、を覚えていられないと思うんです。ですので、自分が自信を持てるものを1つで良いから、発見し持ち帰って欲しい、そう思っています。開発現場に行けば、スキル面で頼れる先輩は必ずいます。その現場で、自分は「これなら役に立てる！」というものを持ってその力を発揮すれば、現場は回っていきます。

TS：テックシードを利用頂いて、何か特長をお感じ頂けた事はありましたでしょうか？

永田：講師から来る、週ごとの報告（週報）です。研修期間は会社もある意味、研修会社に任せっ切りになりがちなのですが、まず新人受講生の日報で、受講生達の気持ちの変化含めた報告が来ます。個々の課題もタイムリーに認識できました。

講師からの週報では、細かく個人個人の進捗や課題を拾い上げてくれていて、会社側が見えてなかった課題まで拾い上げてくれています。

TS：研修後の新入社員さんには、エンジニアとしてどんな風に成長して頂きたい、と思ってらっしゃいますか？

永田：エンジニアとしての自分自身を見つけて頂きたい、と思っています。開発現場に入ると、忙しめの現場や比較的余裕のある現場と、いろいろあります。会社の代表という自覚をもって、向上心を持って日々取り組んでいれば、なんとかなりますし、（先輩方含め）何とかしてくれます。笑

この業界の良いところは、万が一ある現場で失敗してしまっても、リセットができる所です。その失敗を糧に学んで、また違った現場でリスタートできます。失敗をステップに違う所で成長できるチャンスをもらえる。目標に近づくためのリセットは、私たちがしっかりサポートしていきます。

TS:永田様をはじめとする先輩エンジニアのサポートがあるからこそ、若いエンジニアも安心して成長できる環境である事が、伝わって来ました。今日はお話をお聞かせ頂き、ありがとうございました。