お茶と接するシーンを増やす事で茶業界のSDGsを
「日本茶ブランドNo.1」を目指す方法とは? きみくら株式会社 専務取締役 山崎真広氏
簡単に会社の説明をお願いいたします
日本茶きみくらは、静岡県掛川市にある創業89年の丸山製茶グループ・きみくら株式会社が運営している日本茶専門店です。『素晴らしい茶畑景観が100年つづくように』をvisionとし、茶農家が良質なお茶を生産し続けていくために掛川だけでなく日本茶全体の価値を発信しています。
実店舗は掛川本店、今年1月にOPENした羽田エアポートガーデン店、又本格的な日本茶や抹茶をカジュアルに楽しめる「きみくらカフェ」の3店舗を運営し、オンラインショップも運営しております。
最近では、アニメ「ゆるキャン△SEASON2」にて、きみくらのお茶『秘壷蔵』『抹茶ティラミス』が取り上げられた影響で、県内外から多くのアニメファンの方にも、きみくらをご利用いただいています。「ゆるキャン△」とのコラボ商品も、店内、オンライン共に扱っており、好評を頂いています。
きみくらが目指す茶業の姿、というのは、どんな姿なのでしょうか?
まずは、「お茶を好きになって頂ける方、ファンを増やしていく事」に取り組んでいます。
全国の2人以上世帯の年間緑茶支出額は、1982年の7,016円を境に右肩下がりとなり、昨年2022年は3,263円とピーク時の半分以下となっています。一方でペットボトル等のお茶飲料は増加し、緑茶の楽しみ方が大きく変化しています。
きみくらの様なBtoC事業は、1991年から展開しています。きみくらで提供させて頂くお茶により、お茶の本当のおいしさに気づき、リピートして下さる方が多くなりました。きみくらを利用頂いた方が、お茶の価値に目覚め、生活の中にお茶があるシーンを増やして頂く。そんな循環が、茶畑の景観を守っていく。茶業のSDGsにつながるという思いを持って、きみくらを展開しています。
きみくらにフィットする人材や社内の雰囲気は、いかがでしょうか?
店舗、本社共に女性が多く活躍する職場ですが、「お茶があるシーンを1つづつ増やしていく」、「お茶を楽しんで頂く」、この2つを実現するには、以下の様なポテンシャルがある方は、弊社にフィットすると考えています。
・新しい事を創っていく事が、「楽しい!」と感じて頂ける
・お茶が好き
きみくらでは、単品の緑茶、のみを提供するだけでなく、お茶に合うスイーツや食事、も多く提供しています。今後は抹茶のおいしさをたっぷり含んだ抹茶エキスをカフェに提供する、なんて事もあるかもしれません。「こんなシーンでお茶にはこんなスイーツが合うだろうな」「シニアの方にはこんなお茶の楽しみ方が喜ばれるのでは…」といった新たな発想をスタッフ同士でできたり、チームで仕事を進める事が楽しい、と感じて頂ける方にも、やりがいを感じていただけそうです。
弊社では各スタッフに裁量を持って仕事を進めて頂くため、自身で決める事が苦手だったり、業務に対し受け身すぎると、本社・店舗ともに業務を楽しんで頂くのは難しいかもしれませんが、面接や店舗見学で弊社やスタッフと直接お会い頂くと、より弊社を理解頂けそうですので、お気軽にお申し出ください。
最後に、貴社にとっての「Achieve」とは?
「日本茶ブランドNo.1」を目指したいと考えております。ペットボトル等の消費が多いお茶を除き、「日本茶No.1のブランドって何だろう?」と聞かれた際、パッと浮かばないという事は、日本茶に特化したカテゴリーとしては、「日本茶ブランドNo.1」のポジションがまだ確立されていない、と前向きに捉え、そこを目指そう!という思いです。
その為に展開中のきみくら各店舗やオンラインでのお茶の素晴らしさを拡げるだでなく、日本茶を身近に感じていただく、お茶の淹れ方のカルチャーを広げる事も面白いと考えています。伝統的な急須に緑茶を入れる文化から敷居を下げる取組により、お茶の本当のよさに気づいて頂く。今までの発想にとらわれずお茶と接するシーンを増やす事で、お茶文化が国内外に更に広がり、茶業の発展につながる事が、弊社のAchieve(達成する)と言えそうです。
【きみくら株式会社 公式サイト】
【きみくら株式会社の求人はこちらから】
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