転職ノウハウ・コラム

20代でのITエンジニア転職がおすすめな理由(未経験転職)

「未経験から、ITエンジニア転職はできるのだろうか」
「難易度がとても高いのではないだろうか」

記事をご覧になっている皆様の中には、このような不安や疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

結論からお伝えすると、未経験からのITエンジニア転職はおすすめです。
特に、20代の若い人たちであればITエンジニアへのキャリアチェンジは決して無理なことではないため、理由や背景をお伝えしていきます。

背景:ITエンジニア採用と転職の状況

まずは、市場感です。厚生労働省が発表している有効求人倍率を見ると、2023年1月のデータでは1.35倍でした。有効求人倍率とは、ハローワークに申し込まれた求人数を求職者の数で割った数字になります。
つまり、有効求人倍率が1を超えている場合は、求人数のほうが求職者より多いため、転職がしやすい状況と言えます。

参考:一般職業紹介状況(令和4年12月分及び令和4年分)について  – 厚生労働省

また、レバテックが発表したITエンジニア・クリエイターの正社員求人倍率を見ると、なんと15.8倍となり、求人数は右肩上がりで伸びてきているという状況があります。
こういった背景から、ITエンジニアの転職においても需要過多で人不足の状況が続いているためITエンジニアにとっては活躍の機会が沢山ある事が分かります。

参考: ITエンジニア・クリエイターの求人倍率、15.8倍と高止まり続く – レバテック

20代からの未経験ITエンジニア転職がおすすめな理由

ここからは、20代での未経験ITエンジニアの転職がおすすめな理由について紹介します。

理由1:ポテンシャル採用と企業におけるITエンジニア経験者採用の難しさ

転職の話をする際によく、業種や業界を変える転職は20代までと言われることがあります。
これは、企業から見た際の期待値が変わってきていることが原因で、30代以降では今までの経験やスキルをベースに転職時の評価がされるため未経験がマイナスに働いてしまうことが増えてきます。
一方で、20代ではポテンシャルを重視して選考が行われることも多いため、キャリアチェンジは20代が一番良いということになります。

企業側から見てみると、先ほど紹介した求人倍率から分かる需要過多の状況や、ITエンジニア人材市場が流動的であるため、環境や待遇を含めて自社に定着してもらうことが難しくなってきています。

そこで、未経験からITエンジニアを目指す方をポテンシャル採用することで、自社でしっかりと活躍してくれる人材を欲している企業も一定数存在しています。

理由2:経験やスキル次第で収入が上がる

ITエンジニアは、今までの経験やスキル次第で待遇や収入に良い影響が出せます。
そもそも人不足なため価値が高くなる、ということもありますが確かな収入増が期待できます。

dodaの調査からITエンジニアの年代別平均年収を見てみると、このようになっています。

  • 20代:367万円
  • 30代:495万円
  • 40代:621万円
  • 50代以上:694万円

参考: ITエンジニアの年代別平均年収 – doda

もちろん、今後必要な技術やスキルの習得、様々な経験を積むことが前提になりますが、ITエンジニアとしての収入増加は魅力です。

理由3:仕事の汎用性が高い

ITエンジニアが持っている経験やスキルが上がることで、多くの仕事に対応することができます。

職種という切り口では、ITエンジニアの周辺にある職種の選択肢も広がります。
例えば、営業側に近いところで顧客提案の際の技術的サポートや責任を持つ「セールスエンジニア」、顧客課題を俯瞰して見ることでより価値の高い解決策の提示や設計を提供する「ITコンサルタント」といった動きも可能になります。

通常、上流と呼ばれる要件定義や設計部分のほうが純粋なプログラム実装を行うよりも価値が高く収入も多いため、ITエンジニアの知見を、方向性を少し変えて活用していくことができます。

その他、副業での需要も多く存在し、企業では求人で足りないところを副業人材やフリーランスエンジニアで補うような動きもあります。自宅にいながら仕事ができることから様々な案件に参画して自身の技術力を高める事もでき、第2第3の収入源も期待できます。

20代の内に未経験からのITエンジニア転職をどう始めたらいい?

ここまで紹介してきたように、20代の未経験ITエンジニア転職は目指したい方たちにとっては、おすすめです。
「でも、どのようなステップでITエンジニア転職を始めたらいいのだろうか。」
という疑問もあるでしょう。その疑問に答えていきます。

ITエンジニアの仕事を知る

まずは、ITエンジニアという仕事の内容を知ることです。この記事ではITエンジニアということでまとめて説明をしてきましたが、ITエンジニアは役割ごとに細分化が可能です。

主にシステム開発を行うのが、システムエンジニア(SE)、プログラマー、Webエンジニア、ソフトウェアエンジニア、AIエンジニアなどです。いわゆる「ITエンジニア」のイメージはこのシステム開発系の職種が近いです。

また、主にインフラ系を専門に扱うのが、サーバーエンジニア、ネットワークエンジニア、クラウドエンジニア、セキュリティエンジニアなどになります。システムは障害なく稼働し続ける必要があります。その裏側を担っているのがこの職種になります。

このように分野ごとに仕事内容は異なりますので自分はITエンジニアになって何をしたいのかという動機の部分から将来の自分のITエンジニア像を作っていくことをおすすめします。

技術以外を身につける

未経験ITエンジニア転職では、技術だけがあっても片手落ちです。
技術以外で、仕事を行う上でのスキルも必要不可欠です。

社会人としての基礎マナーも必須ですが、コミュニケーションスキルはとても重要です。ITエンジニアという職業は1人でシステムを開発し、保守運用をしていくことはありません。
チームとしてそれぞれの役割を完遂しながら他のチームメンバーや関係する他チーム、他部署の人たちとコミュニケーションを取る必要があります。この観点では、接客系のお仕事をされている人などは適しています。

転職サービスを知る

そして転職サービスを知り、活用していきます。
転職サービスは数多く存在しますのでどのサービスを利用したら良いのか迷ってしまいます。

まずは一般的な転職サービスの求人を見てみると良いでしょう。どういった求人があるのかのイメージを自分の中で持った上で、いくつかのサービスに登録して活用していきましょう。

未経験からのエンジニア転職はChick TAC

未経験からITエンジニアへの転職を目指す20代の方向けのサービスということで、おすすめなのがAchieve Tech(アチーヴテック)が提供するサービス Chick TAC です。

ChickTACは、無料ITスクールとして転職希望の皆さんをITエンジニアの入り口まで支援するIT研修サービスです。

IT企業向けの新卒・中途研修として実際に提供している研修メニューと同等の講義を無料で受講できるので、2ヶ月後には自分ひとりでWebシステムを作れるようになるまで成長できます。
在職中の方向けには空いた時間で学習を進められるe-learning中心のコースの用意もあります。

また、単純にプログラミングを覚えるためのIT研修という立ち位置ではなく、ITエンジニアとして就職することを目的としたIT研修なので、ドキュメントの書き方やビジネスマナーなども取り扱います。

便利なのは、このIT研修後もITエンジニアの就職のための「転職サポート(エージェントサービス)」も無料で受けることができるため、一気通貫でITエンジニアへのキャリアをサポートできるサービスです。

詳細はこちらのサイトをご覧いただき、興味がある方はある方は「お問い合わせ」から説明会に参加してみてください。

▼サイトを見る
Achieve Tech(アチーヴテック)
Chick TAC(チックタック)

Achieve Career(アチーヴキャリア)

Vector of students learning online at home by webinar training, listening to a teacher

Page Top