未経験→ITエンジニア転職はスピードが命!ゆっくり考えていては遅い理由とは? 2024/1/30版
この記事を目にしている皆様は、ITエンジニアや転職に興味を持っている人が多いと思います。
特に未経験からのITエンジニア転職となると、超えるべきハードルはいくつも存在しています。
そもそも他業種への転職と考えても大変なのに、業界の流れが速いITの世界では継続的な技術力のアップデートも必要になります。
しかし、ITエンジニアはとても魅力的な仕事で自分のエンジニアとしての技術を引き上げるだけでなく、将来様々な場所で重宝されますので、本気で目指したい方にはおすすめできます。
今回は、“未経験・他業界からのITエンジニア転職には動くスピードがとても重要である”、がテーマです。
ゆっくりと転職活動をしていては、目下の転職という目標が実現できません。
この記事が、皆様のキャリアにとって少しでも良い影響が与えられたら幸いです。
未経験からのITエンジニア転職が”スピード命”な理由
まず未経験からのITエンジニア転職が20代でしかできないのか、という観点から見てみます。
この問いに回答できるだけの調査データなどはありませんでした。ただし、暗黙のルールとして30歳が1つの区切りになっている部分はあります。これは、IT系ではベンチャー企業が多いため、若い人ほど採用がされやすい、働きやすいという部分などの理由からでした。IT企業やエンジニアを必要としている企業という括りで考えると、必ずしも30代以上になると未経験でのITエンジニア転職ができないことはないですが、このような傾向はあるようです。
また、未経験からのITエンジニア転職という部分で見ると、アデコ株式会社の調査では、「異業種からエンジニアへ転職した人」が、平均年齢29.5歳、20代の転職者は65%という結果が出ています。この数字から、やはり20代のうちに決めて動くことがとても重要であることが分かります。
参考:未経験からのエンジニア転職に関する調査 – アデコ株式会社
そんな未経験からのITエンジニア転職ですが、なぜスピードが命なのかについて3つのポイントを説明していきます。
1.準備が多い
まず、未経験からのITエンジニア転職は準備が多く必要です。
経験や知識がほとんどない状態からの転職になることが多いため、例えば以下のような準備は必須です。
- 業界知識
- 技術力
- 自己分析
- 自分がITエンジニアになることで何を成し遂げたいのか、キャリアプランの明確化
- 自分の強み、弱みの理解
自分がエンジニアとして何がしたいのか、そもそもの業界知識、そして欠かせない技術力、自己分析をして自分がITエンジニアに向いているのか、本気なのかを理解することなど、やることは多岐にわたります。
技術力1つ取っても、簡単に身につかないですよね。ですので、早く行動を始める必要があるのです。
2.働きながらの転職になると、転職活動の時間が限られてしまう
未経験転職を検討している人たちも現在働いていることが多いため、どうしても今の仕事と並行して転職活動をする場合が多いです。これは仕方のないことではあるのですが、ITエンジニアとしての未経験転職にチャレンジする場合にはかなり時間が足りなくなるはずです。
どのくらいの時間を使えるのかは、転職活動の成果や効率に大きく影響してきますので、スタートを早めに切って時間を作ったほうが良いのです。
3.年齢が重なるほど不利になる
最後は、年齢の問題です。最初にも示したように、未経験転職でITエンジニアになった人の平均年齢は29.5歳でした。転職を検討している人は20代中〜後半の方が多くいるため、遅くなればそれだけ転職が不利になってしまうと言えます。
未経験からのITエンジニア転職は以下の流れをスピーディーに
それでは、未経験ITエンジニア転職をどの流れでスピーディーに実施するのかを説明していきます。
1.今の自分の状態を把握する
まずは、自分の今の状態を把握するところから始めます。現状の仕事やこれからやりたいこと、成し遂げたいこと、そのためになぜITエンジニアになる必要があるのかなどを整理していきます。ここが軸になりますので、まずは自分の中で考えてまとめてみます。
なかなか進まない場合は、他の人のアドバイスを得ることも重要ですので2番目の転職エージェント登録を行ってみましょう。
2.転職エージェントに登録
2番目は転職エージェントに登録です。キャリアアドバイザーは各転職エージェントやサービスに属していますが、プロの目線から自分の方向性を見てもらうことは価値があります。特に、他業種への転職となると自分では分からないことが多くありますので、積極的に活用してみましょう。たくさん登録すると大変ですのでいくつかに絞って登録し、まずはキャリアアドバイザーと話をしてみるのが良いでしょう。
3.技術力を短期集中で習得し、成果物を複数作る
3つ目は、技術力です。ここは必須ですのでどうやって技術力を習得し、転職活動を有利にしていくのかを決めて動きます。そして最後には、ポートフォリオと呼ばれる成果物をいくつか作るところまで実現していくことを考えます。
プログラムやWeb系のスキル習得については、インターネット上に動画や記事などが多く存在します。しかし大きな問題は、自分だけで学習を進めて転職活動でアピールできるレベルまで上げられるか、ということです。更に、技術力についてはとても時間がかかる部分でもあるので、学習の方向性や効率的な学習については講師に教えてもらえる、質問ができるようなサービスを使うことをおすすめします。
4.選考のための準備
技術力とポートフォリオの準備が進んできたら、選考のための準備を行います。職務経歴書の準備や面接の準備などです。改めて自己分析を行うことで、本当に自分がやりたい方向を再確認しながら準備を進めていきましょう。
5.複数選考を受ける
最後は、実際に複数選考を受けて採用を勝ち取っていきます。キャリアアドバイザーの意見も聞きながら進めていきましょう。
20代、未経験からのITエンジニア転職はAchieve Tech
今回は、未経験ITエンジニア転職におけるタイミングとスピードについて取り上げてきました。やることはある程度明確ではあるのですが、自分だけで進めても効率が悪くなってしまうことも多いです。
特に未経験でITエンジニアという新たな職業にチャレンジしてみたいという方は、その方向性を示してくれ、プログラミングの知識も得ることができるサービスを活用してみましょう。
未経験からITエンジニアへの転職を目指す20代の方向けのサービスで、おすすめなのが AchieveTechです。
これは、無料のITスクールとして転職希望の皆さんをITエンジニアの入り口まで支援するIT研修サービスです。IT企業向けの新卒・中途研修として実際に提供している研修メニューと同等の講義を無料で受講でき、2ヶ月後には自分だけでWebシステムを作れるようになるまで成長できます。在職中の方向けには空いた時間で学習を進められるe-learning中心のコースの用意もあります。
また、単純にプログラミングを覚えるためのIT研修という立ち位置ではなく、ITエンジニアとして就職することを目的としたIT研修なので、ドキュメントの書き方やビジネスマナーなども取り扱います。更にこのIT研修後はITエンジニアの就職支援のための「エージェントサービス」も無料で受けることができるため、皆様のキャリアをサポートできるサービスです。
ITエンジニア転職に向けてのポイントをまんべんなくサポートすることができますので、詳細はこちらのサイトをご覧いただき、興味がある方はある方は「お問い合わせ」から説明会に参加してみてください。
Achieve Tech
執筆者:穂苅 智哉(Tomoya Hokari)
大学卒業後ベンチャー企業にて、Webサイト構築やWeb高速化ソリューション、サーバー保守運用サービスの営業を担当。その後同社でコンサルタント、マーケターを経て、現在ではSaaS企業にてパートナービジネスを担当。現在でも、イベントの登壇、コラム執筆などを行っている。
モットーは「あらゆることに興味をもち、原理原則を理解し、主体的に今を全力で生きる」