転職ノウハウ・コラム

【面接のコツ】失敗しない志望動機の答え方

転職時の企業面接で、良くある質問・場面など、慣れていないと答えや対応方法で悩む人も多いのではないかと思います。

そこで、面接でよく見られる事例を元に、対応方法をご紹介していきます。
特に「何故、当社へ応募したのですか?」の質問のアンサーとなる「志望動機」
この質問の意図は、求職者の方に対して自社のことをしっかりと調べているか? 同業で同じ職種を募集している求人と比較して、何故当社だったのか? といった切り口から、応募の本気度を探っています。
面接の対応で不安に思っている人は、是非参考にしてみて下さい。

志望動機は「転職理由」の裏返し。

「あなたは、なぜ弊社を応募されたのですか?」面接では、お決まりのフレーズですよね。当然、皆さんも聞かれる事を予想して、答えをご用意されていると思います。

「お決まりの質問は、無難な答えで…」などと考えがちですが、実は幾つか注意すべきポイントがあります。

志望動機は、転職理由の裏返しでもあります。志望動機が転職理由と繋がっていないと、相手は違和感を覚えます。それも踏まえた上でのポイントを整理します。

 ● これまでの経験が活かせる事を伝える
 ● やりたい仕事が叶う(転職理由が叶う)
 ● 会社自体に魅力を感じる(社風、事業内容等)

これら3つのポイントを、漏れなく話すことが大事です。詳しく見ていきましょう。

経験が活かせることや、やりたい仕事が叶うことを伝える。

採用する企業にとっても、あなたを採用する「メリット」を感じられなければ、採用意欲が高まりません。「採用するメリット」=「成果再現性・定着性*が見込める」となります。つまり、まずは「会社」よりも「仕事」にフォーカスして話す必要があります。

【NG例】
 「御社はとても良い製品を作ってらっしゃいますし、直近の業績も非常に良いと思いまして、是非御社のような会社で働きたいです。」

 相手を褒めていて、一見良さそうなセリフに見えますが、この内容だけでは「仕事」に関するコメントが入っていません。

【OK例】
 「御社の●●の仕事は、私が前職で行っていた●●の業務やプロジェクトの経験を活かすことも出来ますし、御社で●●のような仕事にもチャレンジして、御社にも貢献できると思っています。」

このような話が出来れば、企業にも「長く働いて成果も出してくれそうだ」と、あなたを採用するメリットを感じてもらえると思います。この際には、
● その会社で、これまでの経験を活かして、どんな仕事ができると思うか?
● その会社で、どんな仕事をしてみたいか?

と言う軸で話をすると、相手にも好意的な印象を持ってもらえると思います。

応募先企業への想いを伝えて、ライバルと差をつける

「仕事」に関するコメントの後は、「会社」に関しても触れる事が大事です。その際には、「事業に関する事」と、「社風」に関する事などを軸に話をするのが良いです。また、同業他社ではなくて、敢えてその企業に応募する「理由」が加わると非常に良いです。

【NG例】
 「御社は知名度もあり、会社も大きいので、安定して働けると思い希望しました。」

 この内容も、相手を褒めていて問題なさそうですが、これだけだと他にも同じような会社があった場合に「その企業」に応募した理由にはなりません。

【OK例】
 「御社が行っている●●の事業は、以前から興味があり、御社の場合には●●の分野で社会にとても貢献されていて、やりがいがあると感じました。また、御社のホームページで●●さんのインタビュー記事を拝見し、風通しが良くて助け合う風土もある事が分かり、私も皆さんと一緒に働いてみたいと強く思うようになりました。」

このように、「その事業を希望する理由」や「その会社で働きたい理由」を加えて話すことができれば、面接官の印象は大きく変わるでしょう。また、このような「個人の想い」が加わる事で、選考中のライバルたちとの違いを出すことができます。

まとめ

この記事では、企業側の視点を元に、志望動機を伝える際の重要性やポイントについて紹介しました。
志望動機では、
 ● これまでの経験が活かせる事を伝えること。
 ● やりたい仕事が叶う(転職理由が叶う)事を伝えること。
 ● 会社自体に魅力を感じている(社風、事業内容等)事を伝えること。
といったコツを押さえる事が大事です。

また、上場企業であればホームページ上にIR資料(決算説明会資料など)が掲載されているケースも多いので、その内容も踏まえた志望動機を伝えたり、質問にも繋げると「よく勉強している」と思ってもらえて、更に印象もUpします。

また、もし不安な場合には自分だけで考えずに、プロにチェックしてもらう事で、企業目線で見たアドバイスや、本当に自分の伝えたいことを漏れなく伝えるためのアドバイスを得ることも出来ます。人生で何十回も経験するわけではない「転職」と言うイベントを、成功できるように準備していきましょう。

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