転職ノウハウ・コラム

【未経験ITエンジニア転職希望者向け】ITエンジニアが業務で使っている言語トレンドと未経験ITエンジニア転職の戦略

【コラム】ITエンジニアが業務で使っている言語トレンドと未経験ITエンジニア転職の戦略

ITエンジニアは、関係するシステムや企業によって様々な技術を使っていくことになります。
代表的なものはプログラム言語です。

数多くのプログラム言語がありますが、今だと何を学んでいくべきなのか、今後はどうなのか、についてはこれから未経験でエンジニア転職を考えている皆様も気になるところではないでしょうか。

そこで、今回は企業において現在どのような言語を使うことが多いのか、また今後ITエンジニアとしてはどのような言語を習得していきたいと思っている人が多いのかを紹介します。

更に、言語トレンドから言える、未経験エンジニア転職を考えている方におすすめの「エンジニア転職の戦略」についても取り上げます。

社会人 IT エンジニアが業務で最も使用する言語トレンド

2023年4月にレバテックキャリアが発表した、「プログラミング言語/開発環境トレンド調査」のデータを参考に見ていきます。
言語のトレンドについては、調査方法や調査対象によって結果が異なるケースがありますが、この調査では、社会人 IT エンジニア300名を対象にした調査です。そのため、 IT エンジニアとしてのリアルな状況がわかります。

社会人 IT エンジニアが業務で最も使用する言語の1位は「Java」

調査を見ると、社会人 IT エンジニアが業務で最も使用する言語は「Java」で24%でした。
特に、年代別で見たときにも20代〜40代という幅広い年齢層においてJavaが1位ですので、20代〜30代の若い未経験 IT エンジニアの場合も、Javaを扱う機会というのは多いと言えます。
2022年8月のデータですがJavaの正社員求人倍率は21.8倍ということで前年同月比でも9.8pt増加ですので現状で需要が高いだけではなく、今後もその需要が増えていくことが予想されています。

Java自体は1995年にアメリカのSun Microsystems社が開発したプログラム言語で、現在はORACLEが提供しています。オブジェクト指向で、プラットフォーム依存のない言語ということの他に、処理速度が速い、世の中にある情報の多さなどの特徴もありますので、学習する価値の大きい言語です。利用用途としては幅広く、基幹システムからアプリ、Webサービス、ゲーム、IoTなどを作ることができます。 IT エンジニアとしてキャリアを作っていきたい場合は習得しておくことで大きな強みになるでしょう。

2位は「C」、3位は「COBOL」

2位、3位はそれぞれC言語(14%)とCOBOL(12.7%)でした。これは、50代以降の ITエンジニアがよく利用する言語として結果が出ています。

C言語やC++もJavaと同じくとても人気の言語で、活躍できる機会が多いと思います。
特に、制御・組込といった製造業/メーカー/ものづくりに係わりのある領域での利用頻度が高く、特に地方や郊外のメーカー工場における開発においては、C言語のエンジニア需要は今も高いです。

一方、COBOLは、行政や金融機関などで使われるケースが多かった言語です。
「多かった」というのは、今まさに新しい言語を使ったシステムへ移管を進めている状況だからです。
それ故に、今から学ぶにはあまり適さないとも言えるのですが、逆に「できる人」は減っているにもかかわらず、前述のような需要で局所的なニーズがある点がポイントで、場合によってはそのスキルが貴重なる可能性もあります。

社会人ITエンジニアが今後習得したい言語トレンド

それでは、ITエンジニアが今後習得したいトレンドも見ていきます。実際のエンジニアの回答ですので、現在の世間的なトレンドや興味関心がわかります。

社会人エンジニアが今後習得したい言語の1位は「Python」

社会人エンジニアが今後習得したい言語の1位は、圧倒的にPython(27%)でした。

Pythonは数年前から大きなトレンドになっていますので、触ったことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。Pythonが人気の理由としては、「最近流行りの言語だから」(43.2%)という回答が多いですが、まさにその通りです。Pythonの汎用性はとても高く、WebアプリケーションやWebサイトが構築できることはもちろん、データサイエンスの領域でデータ分析用の言語として使われることも多くあります。
また、機械学習やAIが最近流行っていますが、Pythonで作られているプログラムも多く存在しており、それが人気の背景とも言えるかもしれません。
ただ、そうかと思えば、VBAのような業務効率化ツール開発用の簡易言語としても使うことができるため、ITエンジニア以外の人にも習得の人気があります。

今後間違いなく、ITエンジニアとしての仕事の大きな位置を取っていく言語です。
私が以前ある企業のエンジニアチームの方に話を聞いたところ、Pythonを使ったシステム開発は明らかに案件数が増加しており、今後Pythonエンジニアを増やしていけるように動いていると仰っていました。

2位は「Java」、3位は「JavaScript」

社会人エンジニアが今後習得したい言語の2位はJava、3位はJavaScriptでした。
名前は似ていますが、全く異なる言語です。
ここでもJavaが出ています。それは即ち、Javaを使った案件の多さやそれに対するエンジニアが十分にいないことなど「ニーズがあること」も理由の一つでしょう。

Javaはどちらも上位で「使用」と「今後習得したい」の評価

ここまで、実際の業務で使っている言語と今後習得したい言語について見てきましたが、特にJavaに注目してみます。Javaは現在のトレンドの真ん中にいると言えます。今、実際にITエンジニアとして活躍するのであれば、「Java」の技術をメインにして様々な技術を習得していくという動き方はとても理にかなっています。

未経験からのエンジニア転職で企業で活躍をしていきたいのであれば、単純に「今流行っているから」という理由でなんとなくPythonをやるくらいなら、社会的ニーズが多い「Java」という選択肢を自分のスキルの1つとして考えていくのは重要です。

とはいえ、未経験エンジニアに転職してからJavaを1から学んでいくというのはとても大変ですし、未経験ではまず採用される可能性がかなり少ないです。事前にある程度の知識や成果物が出せる状態にしておくことが理想です。

しかし、インターネットにある動画講座や書籍での学習は難易度が高く、正しい努力ができているのかが自分では分からないため、効率的ではないケースも多いのです。

未経験からのITエンジニア転職は、個人の戦いでは難しいこともたくさんあります。そのため、一人ひとりのキャリアから一緒に考えてくれるサービスを使い、技術や転職のことをまとめて相談して決めていくほうが効果が高いです。その上でJavaを2ヶ月ほどかけて短期集中で学ぶこともできるサービスがChick TACです。

未経験からのITエンジニア転職はChick TAC

今回は、ITエンジニアの言語のトレンドと今後習得したい言語トレンドについて見てきました。
結論としては、本気で未経験からITエンジニア転職を目指すのであれば、Javaを習得することが大きな1歩になるということがわかりました。

現状に満足しておらず、未経験でもITエンジニアという新たな職業にチャレンジしてみたいという方は、その方向性を示してくれ、Javaやサーバ等の知識も得ることができるサービスを活用するのが良いです。

未経験からITエンジニアへの転職を目指す20代向けのサービスで、お勧めなのがAchieveTech のChick TACです。
これは、無料のITスクールとして転職希望の皆さんをITエンジニアの入り口まで支援するIT研修サービスです。

IT企業向けの新卒・中途研修として実際に提供している研修メニューと同等の講義を受講でき、2ヶ月後には自分だけでWebシステムを作れるようになるまで成長できます。在職中の方向けには空いた時間で学習を進められるe-learning中心のコースの用意もあります。

また、単純にプログラミングを覚えるためのIT研修という立ち位置ではなく、ITエンジニアとして就職することを目的としたIT研修なので、ドキュメントの書き方やビジネスマナーなども取り扱います。更にこのIT研修後はITエンジニアの就職支援のための「エージェントサービス」も無料で受けることができるため、皆様のキャリアをサポートできるサービスです。

詳細はこちらのサイトをご覧いただき、興味がある方はある方は「お問い合わせ」から説明会に参加してみてください。

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