20代女性が未経験で転職するなら【ITエンジニア】がおすすめな理由 2023/7/31版
ITエンジニアというと、もしかすると男性ばかりの職場というイメージを持っている方もいるかも知れません。しかし、それは大きな間違いです。
ITエンジニアの女性活躍数は年々増えてきており、一般社団法人情報サービス産業協会の令和5年3月に公開された、『2022 年版 情報サービス産業 基本統計調査』によると、企業全体に占める女性ITエンジニアの割合は約16%で、ITエンジニアの中での男女の割合を見ると、男性が約77%に対し女性は約23%でした。まだ男性の方が数は多いのが事実ですが、女性のITエンジニア人材としての活躍は今後増えていくことでしょう。
今回は、20代の女性のキャリア選択の1つとして、未経験転職でITエンジニアがおすすめな理由をお伝えします。
なぜ、今まで女性エンジニアが少なかったのか？
まずは、なぜ女性のITエンジニアが少なかったのかについて説明していきます。多くは社会や世の中の環境によるところの問題で、女性の能力がエンジニアに向いていないなどの理由は全くありません。
ステレオタイプがあった
一番大きい理由はこの、ステレオタイプの問題です。ステレオタイプというのは、多くの人に浸透している固定観念や思い込みのことです。皆さんも「ITエンジニア」というとなんとなく男性の姿を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。技術系の仕事は総じて、男性の割合が多くなっていますが、それは単なるステレオタイプです。
女性がITエンジニアに向いていないということではなく、なんとなくの思い込みの結果、今のような状況になっているのです。
学習、技術習得の機会が男性より少なかった
ステレオタイプにも関係しますが、女性のITエンジニアを育てる環境や機会が男性に比べて少なかったというのも理由です。文部科学省『学校基本調査』を見ると、理系学部の女性の割合は、大学の場合22%、大学院の場合18%ということで圧倒的に少ない状況になっています。また、ITエンジニアには多くのコミュニティや勉強会がありますが、一般的には男性が多くなりがちなため、参加しづらいと感じている女性も多いと思います。
働き方がかなり過酷なイメージだった
ITエンジニアというと、過酷な長時間労働でずっとパソコンと格闘している、というイメージをお持ちの方も多いです。会社や開発するシステムにもよりますが、開発にはスケジュールがあり、そのスケジュール次第では多少の残業が発生するケースもあります。ワークライフバランスのある働き方や、出産・育児を考えた際に柔軟に働ける仕事のほうが良い、と考えると自然とITエンジニアという選択肢が外れていくということもあります。
未経験20代女性のITエンジニア転職をおすすめする理由
ここまでで、なぜITエンジニアの女性が少なかったのかを3つ紹介してきました。ここからは20代の女性が転職を行う場合に、未経験からでもITエンジニアになることをおすすめする理由を紹介します。
コミュニケーション能力、細かいところに気づく能力
まずは、コミュニケーション能力や細かいところに気づく能力です。ITエンジニアというと黙々とプログラムを書いているイメージですが、実際は非常にコミュニケーション能力を求められる職業です。プログラム開発の多くをチーム単位で行うため、自分だけでは仕事を完結させることができないのです。
そこで例えば、前職で接客等の人と接する仕事をされていた方であれば人とのコミュニケーションを取りつつチームが円滑に回るようにする、という能力が有効です。バックオフィスの業務をされていた方であれば、プログラムやプロジェクトに関する細かいところに気づいて修正をしていくという能力が有効になります。
働き方が見直され、ワークライフバランスを実現しやすくなった
ワークライフバランスとは、仕事と自分の生活のバランスが取れた状態のことです。ワークライフバランスが実現できると、仕事もプライベートもどちらも充実するような状態になります。ワークライフバランスについて詳しく知りたい方は、内閣府が公開している『仕事と生活の調和（ワーク・ライフ・バランス）憲章』のページをご覧ください。
日本でも、従来のモーレツな昭和〜平成の働き方から、より各人が充実した生活を送れるための働き方を目指して、世の中が動いてきています。例えば、残業に関しても残業時間や残業代の計算は企業に厳しく求められるようになりました。IT関連の人材は常に不足しているため、せっかく採用したのに1年以内で辞めてしまう、というような状況は最小限にしなければなりません。
ITエンジニアという職業の働き方はかなり改善されてきています。
20代であれば、未経験でも技術習得も十分に行える
ITエンジニアとして働いていくためには、技術力を上げることは必須です。技術力については、20代転職であればたとえ未経験からでもエンジニアとして就職をし、プロジェクトをこなしていくことで力をつけていくことが可能です。
採用する企業も、20代のポテンシャルを買って採用することになりますので、しっかり準備しつつ常に学ぶ姿勢で仕事を行っていく事が重要です。
未経験ITエンジニア転職には、「みちしるべ」が必要
20代女性が未経験でITエンジニアに転職するおすすめの理由を紹介してきました。皆さんの中で、「ITエンジニアという選択肢もありかも」と思っていただけたら嬉しいです。
とはいえ、未経験での他業種転職となると、何から手を付けたら良いのか、どのくらいの技術力が転職活動の時点で無いと厳しいのかなど分からないことが多いものです。
とりあえず、インターネットにある動画講座や書籍での学習をしている、という方もいますが、独学ですと継続が難しく、正しい努力ができているのかが自分では分からないため、効率的ではないケースも多いのです。
未経験からのITエンジニア転職は、個人の戦いでは難しいこともたくさんあります。そのため、一人ひとりのキャリアから一緒に考えてくれるサービスを使い、技術や転職のことをまとめて相談して決めていくほうが効果が高いです。プログラミングやITエンジニア転職に必要な知識を2ヶ月ほどかけて短期集中で学ぶことができるサービスの1つに「Chick TAC(チックタック)」があります。
未経験からのITエンジニア転職はChick TAC(チックタック）
女性のIT人材はこれから増加していきます。今の仕事からの転職で、未経験でもITエンジニアという新たな職業にチャレンジしてみたいという方は、その方向性を示してくれ、プログラミングの知識も得ることができるサービスを活用するのが良いです。
未経験からITエンジニアへの転職を目指す20代の方向けのサービスで、おすすめなのがAchieve TechのChick TAC(チックタック)です。
これは、無料のITスクールとして転職希望の皆さんをITエンジニアの入り口まで支援するIT研修サービスです。IT企業向けの新卒・中途研修として実際に提供している研修メニューと同等の講義を受講でき、2ヶ月後には自分だけでWebシステムを作れるようになるまで成長できます。在職中の方向けには空いた時間で学習を進められるe-learning中心のコースの用意もあります。
また、単純にプログラミングを覚えるためのIT研修という立ち位置ではなく、ITエンジニアとして就職することを目的としたIT研修なので、ドキュメントの書き方やビジネスマナーなども取り扱います。更にこのIT研修後はITエンジニアの就職支援のための「エージェントサービス」も無料で受けることができるため、皆様のキャリアをサポートできるサービスです。
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