転職ノウハウ・コラム

20代×ITエンジニアへ!経験を活かす「微経験」転職とは? 2023/11/22版

新しい挑戦としてITエンジニアになる転職をするのは、大きな決心です。
未経験からITエンジニアになるためには、適性や目指すところをしっかり定めて進むことが必要ですが、今までの経験を活かすことも重要です。これを「微経験」と呼びます。

今回はそんな「微経験」転職を取り上げていきます。

IT人材不足の現在

近年では、企業のITエンジニアが不足しているという状況が続いています。
もう少し広い意味でいいますと「IT人材」という言葉があります。経済産業省の発表によると、2030年にはIT人材が最大で79万人不足するというデータを出しています。

出典:経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課「参考資料(IT人材育成の状況等について)」

IT人材というのは、ITに関連する業務を行っている人材のことで、エンジニアはもちろん、例えば情報サービスやソフトウェア企業の人材や情報システムを扱うような人材などが入ります。これを見ると、需要と供給がマッチできていない状況であることがわかりますね。
とはいえ、企業はITエンジニアを必要としています。となると、企業としてはどう行動するでしょうか。

それは、「未経験や微経験の人材を募り、自社のIT人材にすること」です。

「微経験」転職とは?

ITエンジニアの未経験というのは、分かりやすいです。過去にITエンジニアとしての業務経験がない状態のことをいいます。別の業界や業種からの転職の場合にはこのケースになることが多いです。
一方、「微経験」というのは、「少し経験がある」ということです。微経験の定義は企業によって異なりますが、「ITエンジニア実務経験1年未満」を微経験とすることもあれば、「過去にITエンジニアとして働いていたかどうかは別として、今までの業務経験が別の仕事に応用できそうな経験を持っている」という定義もあります。

今回の記事では、後者側の定義にフォーカスを当てた内容になります。

例えば、人材系の企業で法人営業をしていた人がいたとします。その人は自らの業務効率化のために、簡単な業務効率化ツールをPythonなどを独学して作っていました。その結果、自分の営業成績も継続的に向上し、チームや会社からも評価を受けていたとします。この場合、既に課題に対してITを駆使し解決をしているため、エンジニア職ではないですが少し経験があると言えます。

皆さんの中でも、実は微経験は持っているという方もいるのではないでしょうか。微経験を現状では持っていないという方も、以降の「微経験」転職のポイントを参考にして今できることを整理して行動に移していきましょう。

「微経験」転職のポイント

「微経験」に関しては、今の仕事でも作ることができます。また、そのための学習教材は無料のものもインターネット上には多くありますので、誰のどういう課題に対してどういう技術的アプローチで解決したのか、そしてそれがどのような効果を出したのかを語れるようになれば良いわけです。

そんな「微経験」転職のポイントを3つ紹介します。

今の仕事の中で、ITを活用して解決すべき問題や課題にアプローチする

まずは、今の仕事を振り返って見ましょう。その中で、既にITを活用した問題解決をしていれば素晴らしいです。そこをアピールしていくべきです。まだそこまではできていない場合は、自分の日々の仕事の中でどういったところが困っているのか、周りの人はどういったところが困っているのかを発見し、そこの対策としてITを活用したアプローチで解決できそうかを考えます。
また、既に業務で何らかのITツールを利用している場合はその経験から考えていくのも良いです。

パーソルキャリアの調査によると「ITエンジニア職」として未経験者・微経験者採用時に最も期待するスキルとして、1位はコミュニケーションスキルでした。次いで、ビッグデータ処理や機械学習などBIツール関連の技術、マネジメントスキルの向上となっています。

出典: dodaビジネスパーソンと企業の転職意識ギャップ調査 第5回「ITエンジニア職」

足りない知識や経験は自己学習やスクールを活用

微経験の場合、なんの不自由もなくテクノロジーを使って課題を解決することはほぼ無理だと思います。その際には、しっかり自分でも調べること、必要に応じて書籍やスクール等を活用して解決へのアプローチをしていることが重要です。

結局、ITエンジニアになった後も同じように自分で考えて技術アプローチを行う必要がありますし、自分に不足している知識は自分で継続学習をし続けていく必要がありますので、それをITエンジニアになる前の時点からやっているかどうかはとても重要です。

未経験・微経験でのチャレンジを支援するサービスを利用する

ポイントの3つ目は、未経験や微経験でのITエンジニア転職を支援するサービスを利用することです。転職エージェントのサービスを活用して、自分を客観的に分析していくことをしましょう。職種を変更する転職というのは、未知の方向に進むことです。自分だけでは、知識や情報の取得、客観的な判断という観点で厳しいため、専門家の客観的な意見も参考にすることがおすすめです。

未経験ITエンジニア転職の進め方として、専門家を味方につけよう

今回は、「微経験」というキーワードを使って、20代のITエンジニア転職の進め方や考え方についてお伝えしてきました。

未経験・微経験でのITエンジニア転職は、分からないことだらけだと思います。そういった場合には、すでにITエンジニアとして活躍している人たちの声を聞くことも重要です。道標がないと自分でいざ行動しようと思っても、正しい努力ができているのかが自分だけでは分からないため、効率的ではないケースも多くあります。

さらに、個人の戦いでは転職活動が難しいこともたくさんあります。そのため、一人ひとりのキャリアから一緒に考えてくれるサービスを使い、技術や転職のことをまとめて相談して決めていくほうが効果が高いです。プログラミングやITエンジニア転職に必要な知識を2ヶ月ほどかけて短期集中で学ぶことができるサービスの1つにAchieveTechがあります。

20代、未経験・微経験からのITエンジニア転職はAchieve Tech

今の仕事からの転職で、未経験・微経験でもITエンジニアという新たな職業にチャレンジしてみたいという方は、その方向性を示してくれ、プログラミングの知識も得ることができるサービスを活用してみましょう。

未経験からITエンジニアへの転職を目指す20代の方向けのサービスで、おすすめなのが AchieveTechです。

これは、無料のITスクールとして転職希望の皆さんをITエンジニアの入り口まで支援するIT研修サービスです。IT企業向けの新卒・中途研修として実際に提供している研修メニューと同等の講義を受講でき、2ヶ月後には自分だけでWebシステムを作れるようになるまで成長できます。在職中の方向けには空いた時間で学習を進められるe-learning中心のコースの用意もあります。

また、単純にプログラミングを覚えるためのIT研修という立ち位置ではなく、ITエンジニアとして就職することを目的としたIT研修なので、ドキュメントの書き方やビジネスマナーなども取り扱います。更にこのIT研修後はITエンジニアの就職支援のための「エージェントサービス」も無料で受けることができるため、皆様のキャリアをサポートできるサービスです。

詳細はこちらのサイトをご覧いただき、興味がある方はある方は「お問い合わせ」から説明会に参加してみてください。
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