PMとPLの違いとは?業務範囲や必要なスキル・キャリアパスの違いまで解説 2025/9/24版

「PMとPLの違いとは?」「目指すには何をしたらいい?」「PGやSEとの違いは?」
IT業界のシステム開発におけるPM(プロジェクトマネージャ)とPL(プロジェクトリーダー)は重要な役割です。両者の違いを正しく理解し、今後のキャリアアップに活かしていきましょう。
また、両者の違いを理解することで、プロジェクトを俯瞰してみた場合の自身や自社のプロジェクト内での立ち位置や、業務や役割の範囲を適切に把握できるようになるはずです。
今後自身がキャリアアップをしたときに備え、整理して把握できていることが理想です。
本記事では、PMとPLの違いについてスキルや業務範囲、年収といったさまざまな観点で解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
PMとPLの違いとは
ここでは、PMとPLの違いを以下の5つの観点から詳しく解説します。
- 業務範囲の違い
- 業務内での考え方の違い
- 必要なスキルの違い
- キャリアパスの違い
- 年収の違い
業務範囲の違い
PMとPLの異なる点として、担当する業務の範囲の違いが挙げられます。
PMはプロジェクト全体の目標達成に責任を持ち、計画の策定から予算や品質まで全ての要素を管理・監督するのが一般的です。
一方、PLはPMが策定した計画に基づき、担当するチームのタスク管理や日々の進捗管理、課題解決など、より現場に近いレベルでの実行責任を担います。
PMはプロジェクト全体を統括する立場で、PLは特定のチームをまとめる現場監督と表現できるでしょう。
一般的な業界に例えるならば、部長=PM、課長=PLといった感覚で解釈するのが分かりやすいかもしれません。
それぞれの具体的な業務範囲は以下の通りです。
役職 | 主な業務範囲 |
PM | ・プロジェクト全体の計画の策定 ・リソースや予算の配分とコスト管理 ・製品品質とリスク管理やレビュー ・全体進捗と納期の管理 ・クライアントや経営層など、対外的な折衝 ・仕様、予算、リソース、納期などに関する課題解決 |
PL | ・担当チームのタスク分解とメンバーへの割当 ・担当チームの成果物に対する品質管理やレビュー ・担当チームの作業進捗管理と納期管理 ・メンバーに対する技術的な支援と調整 ・PMへの進捗状況の報告 ・技術的な課題解決 |
業務内での考え方の違い
PMとPLは、役割の違いから、業務内での思考のプロセスや視点も異なります。
PMはプロジェクトの将来を見通し、潜在的なリスクを予測しながら、プロジェクト全体が最適な状態で目標を達成するための戦略を考えます。ここで言う目標とは、指定された製品を仕様通りの品質で納期までに予算内で仕上げることです。また、プロジェクトに関わっているクライアントやユーザーといったステークホルダーが納得できるように臨機応変に対応する力が必要です。
一方、PLはPMが立てた計画を自身のチームが担当する範囲において、具体的にどう進めるかを考えます。また、プロジェクトを円滑に進めるためにメンバーの行動を促すリーダーシップが必要です。
役職 | 主な考え方の違い |
PM | ・プロジェクトの全体を見据えた視点・潜在的なリスクの予測・ステークホルダー視点でのプロジェクトの遂行 |
PL | ・プロジェクトの計画を効率的に進める視点・チームを取りまとめるリーダー的な行動・計画の品質・速度の両立に責任を持つ |
必要なスキルの違い
PMとPLでは、求められるスキルセットも異なります。
PMには、プロジェクト内外の関係者と円滑な関係を築き、交渉や調整を行う高度なコミュニケーション能力が必要です。また、プロジェクトの予算管理やプロジェクト全体の方針など、経営に近い視点でのマネジメントスキルが求められます。
一方、PLにはチームメンバーを技術的に導くための深い現場理解と専門知識が重要です。また、日々のタスクに関する効率的な運用や、メンバーの成長を支援するといったリーダーシップ力や技術力も求められます。
役職 | 求められるスキル |
PM | ・ステークホルダーとの調整/交渉能力 ・予算管理、リスク管理能力 ・プロジェクトガバナンスの設計能力 ・経営層への報告・説明能力 |
PL | ・担当領域に関する深い技術知識 ・タスク管理と運用のスキル ・リーダーシップ能力 ・現場レベルでの課題解決能力 |
キャリアパスの違い
PLとPMは、ITエンジニアのキャリアにおいて延長線上として捉えられています。
PLまでのキャリアの道筋としては、まずプログラマ(PG)として開発の基礎や実務スキルを学び、次にシステムエンジニア(SE)としてソフトウェアの仕様や設計など、上流工程の経験を積みます。
その後、技術者としての経験が培われることでチームリーダー(TL)やプロジェクトリーダー(PL)として現場のマネジメントを任されるといった流れです。
さらに、PLとしてマネジメント経験を積む中で、コスト管理やリソース管理、顧客との交渉などの経験を重ねて、最終的にプロジェクト全体を統括するプロジェクトマネージャー(PM)に昇格するといったケースが一般的です。
PLやPMは、実務や技術を理解した上で判断をする必要があるため、PGやSEを経験せずに担当するのは難しい傾向があります。
PMの後のキャリアパスは、以下のようにさまざまな方向が考えられます。
- より大規模なプロジェクトを管理するPM
- ITコンサルタント
- 会社の管理職
それぞれのキャリアパスを理解し、現在求められるスキルや経験を培うことが大切です。
年収の違い
PMとPLでは、責任範囲の広さや求められるスキルの専門性から年収にも違いがあります。
一般的に、プロジェクト全体の成功に責任を負うPMの方が、現場のチームを率いるPLよりも高い年収水準になる傾向があります。
具体的な金額としては、以下の通りです。
役職 | 年収 |
PM | 600〜1,000万円以上 |
PL | 500〜700万円相当 |
参考として、プロジェクトに関わる他の職種と比較してみると、SEの平均年収は約574万円、PGの平均年収は約470万円です。
多くの場合、PGからSE、そしてPL、PMへとキャリアアップしていくにつれて、年収も段階的に上昇するでしょう。
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PM・PLとSE・PGの違いは?

プロジェクトの現場ではさまざまな役割が存在しており、特に以下の4つは混乱しやすいといえます。
- PM(プロジェクトマネージャー)
- PL(プロジェクトリーダー)
- SE(システムエンジニア)
- PG(プログラマー)
それぞれの異なる点として、「職位」か「職種」かという点が挙げられます。
具体的には、PMとPLが「職位」、つまり役職やポジションを指します。
一方、SEとPGは「職種」であり、仕事の種類や専門分野を指すという点です。そのため、PMやPLという職位を担当しながらSEやPGの仕事を担当することも少なくありません。(プロジェクト規模による)
それぞれの役割を会社組織に例えると、該当のプロジェクトにおける部長がPM、課長がPLであり、それぞれがプレイヤーとして現場の実務もこなすことがある、というイメージを持つと分かりやすいでしょう。
では何故「課長」「部長」では無くPL、PMなのか?
それは、システム開発の現場においては、エンドユーザとなる顧客企業の社員や、元請け企業の社員、パートナー企業の社員等も入り混じって一つの製品を完成させる有期限的な組織である「プロジェクト」に配置されるためです。
したがって、そのプロジェクトにおける役職としてPM、PLという役割を与えられます。
会社の中だけでプロジェクトチームを設計するのであれば、部長、課長がそのままPM、PLでも良いケースもあるかもしれませんが、一般的に開発プロジェクトは多様なメンバーが混在する環境ですから、会社の役職とは別にそうした職位が設定されプロジェクトを進めていきます。
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プロジェクト内に必要な役割

ここでは、一般的な開発プロジェクトにおいて中心となる、6つの役割について改めて詳しく解説します。
- PM(プロジェクトマネージャー)
- PL(プロジェクトリーダー)
- PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)
- TL(チームリーダー)
- SE(システムエンジニア)
- PG(プログラマー)
PM(プロジェクトマネージャー)
PMは、プロジェクト全体の最終責任者という立ち位置です。
プロジェクトの目標達成に向けて、主に以下の役割を担当します。
- 計画の立案・管理(納期の実現)
- スコープの設定・合意(開発範囲)
- 予算や人員の確保(コストの実現)
- 品質の担保(仕様の実現、レビュー)
- リスクの管理
- 顧客や関連部署との対外調整
PMは、成果物が顧客の要求を満たし、設定されたKPIを達成するための重要な意思決定を担います。
いわゆるQCD(品質、コスト、納期)のすべての責任を負う立場です。
プロジェクト内におけるSEやPGといった開発メンバーのボスとして、プロジェクトを成功させるための責任を負う役職です。
PL(プロジェクトリーダー)
PLはチーム単位での実務リーダーとして、プロジェクトを遂行させる役割です。
基本的にはPMが策定した方針や計画をもとに、自身のチームが与えられた範囲の成果物において、以下の役割を担当します。
- タスクの割当
- 進捗管理(納期の実現)
- 品質管理(仕様の実現、レビュー)
- メンバーへの技術支援
プロジェクトを成功させるために、計画を具体的な工程に落とし込み、日々の業務を遂行・管理する能力が必要です。また、プロジェクトチームにおけるリーダーとして、現場の状況を正確にPMに報告し、チーム内の調整を図ります。自身のチームにおけるQD(品質、納期)の責任を負う立場です。
プロジェクト内ではメンバーをまとめ上げ、成果を出すことが求められます。
PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)
PMOは、プロジェクト内におけるPMの補佐を担当する部署や職種のことです。多忙になりがちなPMの役割の一部をサポートし、プロジェクトの推進がより円滑になるような役割を担います。
したがって、規模の小さなプロジェクトにおいては当役割は不要なケースもあります。
役割としては、具体的に以下のような業務を支援します。
- プロジェクトマネジメントの標準化
- プロジェクトマネジメント業務の支援(進捗・コスト・リスク、品質の管理など)
- 人材育成
- リソース・コストの調整
- 組織全体のプロジェクト状況の可視化
- ベストプラクティスの共有
- 関係者との連携
プロジェクト内では、PMの補佐役として管理や事務の側面からプロジェクトの円滑な進行を支えます。
TL(チームリーダー)
TLは、PLよりもさらに小規模な単位のチームを取りまとめる役割です。
主な業務内容は以下の通りです。
- 技術的な側面でのサポート
- メンバーが作成したソースコードのレビュー
- 担当範囲における品質管理
一方、組織によってはPLとTLを同一視するケースも少なくありません。
というのも、自社が大型プロジェクトの中の一部の機能開発の役割を下請け企業として受注し、プロジェクトに参画している場合、自社が請けた範囲が自社から見た時の「プロジェクト」になります。
その場合、自社内で見た時のPMはプロジェクト全体でみるとPLであり、同様のPLはTLといった表現になるといった事例もあり得ます。
SE(システムエンジニア)
SEは、顧客の要望を元に処理の流れを考え、具体的な仕様に落とし込む、開発の上流工程を主に担当する職種です。
担当する業務は、以下の通りです。
- 顧客との折衝を通じて要件や言葉等を定義する「要件定義」
- システムの仕様や全体像を決める「基本設計」
- 具体的な機能や動作、技術的な処理を決める「詳細設計」
一般的にはPGとしての経験を積んだあとにSEを担当します。
顧客と開発チームの間で、技術面や仕様に関する調整する橋渡し役としてのコミュニケーション能力も重要です。
PG(プログラマ)
PGは、SEが作成した設計書に基づき、実際にプログラムのコードを記述したり、テストを実施して不具合が発生しないようにしたりする職種です。
プログラムを作るだけでなく、セキュリティや処理速度を意識したパフォーマンスの高いコードを書く能力が求められます。また、コーディングしたプログラムのバグを発見して、設計通りの動作が行われるような状態にする必要がある仕事です。
品質の高いコードを記述して、システムの中身を築き上げる専門職です。
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PM・PLになるための方法とは

PMやPLといったマネジメント職へキャリアアップするためには、必要なスキルや知識、経験を積む必要があります。
ここでは、PM・PLになるための方法について詳しく解説します。
PLになる方法
PLにステップアップするためには、PGやSEとして3年程度の実務経験は必要になります。
PLは、担当範囲における技術的な課題解決や品質、納期の担保をする必要があり、専門的な技術や知識が求められるためです。実務経験を積む中で、技術力やリーダーシップ力を身につけることでPLを任せてもらいやすくなります。
また、応用情報技術者試験や高度情報処理試験などの資格取得を通じてスキルを体系的に習得することも有効です。
PMになる方法
PMへのステップアップとしては、PLとしての経験を経て、PM補佐のような立場を担いながら、役割を習得していくのが一般的なルートです。
PLの業務の中で、PMがどのような視点でプロジェクトを見ているのかを学ぶのがおすすめです。
特に、PLには無いがPMには課せられる責任である予算管理やリスク管理といった業務に積極的に関わることで、PMとしてのスキルを身につけられます。
また、PMにはプロジェクトを黒字化するという経営的な視点も必要となるため、ビジネス知識の習得や、プロジェクトマネジメント系の資格取得に挑戦するのもおすすめです。
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プロジェクトのPM・PLになるために必要なポイントとは

ここでは、PM・PLがプロジェクトの中で求められる3つのポイントについて、詳しく解説します。
- プロジェクトに関する専門知識がある
- コミュニケーションスキルを持ち合わせている
- トラブルに対する対応力がある
プロジェクトに関する専門知識がある
プロジェクトを適切に管理するためには、実務や技術に関する深い知識が必要です。
もし、知識や技術が不足している場合、顧客や顧客の決裁者、自社の経営陣などへの適切な提案ができず、プロジェクトの方向性を誤る可能性があるためです。また、現実的なプランを立案したり、発生した問題の原因や解決策を判断できず、メンバーからの信頼を得ることも難しくなるでしょう。
該当するプロジェクトで求められる専門知識や技術を土台として保有することで、後述するコミュニケーションスキルやトラブル対応力が活かされます。
プロジェクトに関する専門知識とは
プロジェクトに関する専門知識とは、具体的に以下の4つが挙げられます。
専門知識 | 概要 | 取得方法 |
該当プロジェクトで開発するアプリケーションユーザの業界や業務に関する知識 | ・該当業界向け開発経験 ・該当業務向け開発経験や知識 例)生産管理システム=製造業 会計システム=簿記2級保有等 | ・SEでの要件定義や基本設計経験 |
作業計画作成のための経験や知識 及び進捗を管理するスキル | ・納期と進捗見込の見積り ・メンバーのスキル見立てと ・動機付けや技術支援スキル | ・自身の実務者としての経験 ・リーダーでの経験 ・マネジメントの学習 |
該当プロジェクトで用いる技術(言語、開発環境、インフラ等)の知識 | ・用途やユーザー規模、予算に応じた製品選定や設計の妥当性が判断できる知見 | ・SEでの経験 ・コスト面の知識は、PL・PMへ職位を上げる過程で習得する |
必要な作業工数とコストの見積もり | ・必要要員数の見積り ・上記に必要なコスト見積り ・該当技術者に必要なスキル見立て ・予算との損益分岐見立て | ・PLでの経験 (PM補佐などの役割から習得) |
また、PMとPLでは管理する範囲にも違いがあります。一般的に、プロジェクト管理の重要指標である品質・コスト・納期などのQCDにおいて、以下のように役割が分担されます。
役職 | 管理範囲 | 責務 |
PL | ・品質・納期 | ・自身の作業範囲における成果物が設計/仕様通りの品質か? ・それは期日までに完成させられるか? |
PM | ・品質・コスト・納期 | ・プロジェクト全体の成果物が仕様通りの品質か? ・予算計画通りのコスト範囲で実現させられるか? ・それは期日までに完成させられるか? |
このように、PLとPMは多角的な専門知識をベースに、自身の役割に応じた管理責任を果たすことが求められます。
コミュニケーションスキルを持ち合わせている
PMやPLにとって、プロジェクトを円滑に進めるためのコミュニケーションスキルは必要です。プロジェクトは一人で進めるものではなく、チームメンバーやステークホルダーなどとの連携が求められるためです。
プロジェクトの関係者との間で報告や調整を円滑に行い、良好な関係を築くことで、業務をスムーズに進行させられます。また、チームメンバーのモチベーションを維持し、的確な指示やフィードバックを行うこともリーダーの重要な役割です。
トラブルに対する対応力がある
プロジェクトを進める中で計画通りに進まなくなることは珍しくありません。そこで、PLやPMは物事が計画通りに進まないことを前提とし、起こりうるリスクを事前に洗い出して対策を準備しておく思考力が必要です。
実際に問題が発生した際には、冷静に状況を分析し、問題の根本原因を特定します。そして、迅速に修正プランを立案して、実行に移すことで、プロジェクトへの影響を最小限に抑えることが可能です。
プロジェクトの中でイレギュラーな事象が発生しても成功させるための臨機応変な対応が求められます。
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プロジェクトを成功させるためのポイント

ここでは、プロジェクトを成功させるためのポイントについて解説します。
- 必要に応じて役割を用意する
- プロジェクトの体制を可視化できるようにする
- チームメンバーのスキルを事前に把握しておく
必要に応じて役割を用意する
プロジェクトを成功させるには目的や規模に適した、最適なチーム体制を構築しましょう。必ずしも全てのプロジェクトに、PMやPL、PMO、TLといった全ての役職が必要になるわけではありません。
例えば、数名で進める小規模なプロジェクトであれば、一人がPMとPLの役割を兼務する方が、意思決定が迅速になり、効率的な場合があります。一方、大規模なプロジェクトの場合は、役割分担を明確にしなければ、責任の所在が曖昧になり、混乱を招きます。
達成すべき目標に対して、過不足のない体制を戦略的に設計するのが妥当と言えます。
プロジェクトの体制を可視化できるようにする
プロジェクトにおいて体制が曖昧な状態では、責任の所在や役割が不明確になってしまい、進行の遅れや品質の低下を招く原因となります。
プロジェクトの中で業務のブラックボックス化を防ぐためには、体制図を作成し、可視化できる状況にしておくことが重要です。
具体的には、プロジェクト管理ツールなどを活用して、タスクの担当者や進捗状況や期限を常に最新の状態で共有し、関係者全員が同じ情報を認識できる環境を整えましょう。
チームメンバーのスキルを事前に把握しておく
プロジェクトを円滑に進めるために、チームメンバーのスキルを事前に把握しましょう。スキルを事前に把握しておくことで、メンバーを適材適所に配置でき、プロジェクト全体の生産性を向上させられるためです。
また、プロジェクトの中で不足しているスキルがあれば、新たなメンバーの採用や外部パートナーの用意といった、戦略的な体制設計に反映させられます。
メンバーのスキルを把握するためには、ポートフォリオやスキルマップなどを用いて、整理しましょう。
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よくある質問

ここでは、PMやPLに関して、よくある質問について解説します。
- PMとPLはどっちが上ですか?
- PMやPLの平均年齢はいくつですか?
- PLやPMに転職するにはどうしたらいいですか?
PMとPLはどっちが上ですか?
一般的なプロジェクトの体制図において、プロジェクト全体の責任者であるPMが上位の役職として位置づけられます。そして、PMの指揮下で、現場のチームを率いる役割としてPLが配置されるのが基本的な関係性です。
したがって、PMがPLの上位となります。
PMやPLの平均年齢はいくつですか?
PMやPLは、開発経験とマネジメントスキルが求められるため、経験を積んだ年代の方が担うことが多い役職です。
具体的な平均年齢としては、PLは30代から40代が中心となります。そして、さらに広い責任範囲を持つPMについては、30代後半から50代がその中心的な年齢層となっています。
PLやPMに転職するにはどうしたらいいですか?
PLやPMといったマネジメントレイヤーの役割へ転職するためには、転職エージェントの活用がおすすめです。
PLやPMといった職位の求人は、求められるスキルや経験が専門的であるため、非公開で募集されているケースも少なくありません。
転職エージェントを利用すれば、一般には公開されていない優良な求人の紹介を受けられる可能性が高まります。また、専門のキャリアアドバイザーから、転職に関する幅広いサポートを受けられるため、一人で進めるよりも、効率的かつ戦略的にキャリアアップを目指すことが可能です。
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IT分野に強いエージェントを活用。
PLとPMはシステム開発のプロジェクトを成功に導くうえで重要な役割であり、業務範囲や特徴が大きく異なります。
PMはプロジェクト全体の統括責任者である上位の職位です。
一方でPLはPMの指揮下にて現場レベルでのチーム管理者として重要な役割を担っています。
それぞれの特徴を理解しておくことで、自身のキャリア形成にも役立つことでしょう。
もし、PLやPMとして別会社に転職したい、SEからPL、PMにステップアップ出来るような転職がしたいとお考えの方は、IT業界に強い転職エージェントを活用しましょう。転職エージェントを活用することで、転職活動を円滑に進められ、自分に合った仕事を見つけられるでしょう。
特に、愛知や静岡エリアでIT業界への転職をお考えの方には、Achieve Career(アチーヴキャリア)がおすすめです。
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