【機械設計】職務経歴書の書き方!見本テンプレート付きでポイントを解説。 2023/4/28版
機械設計職として転職したいと考えている場合、正しいポイントを踏まえた職務経歴書の作成が必須です。職務経歴書に記載する内容次第で、転職の成否が決まるといっても過言ではありません。本記事では、転職を検討している機械設計職に向けて、職務経歴書の書き方や注意点、サンプルを紹介します。
機械設計職に必要なスキル
機械設計職が転職を成功させるには、応募企業がどのようなスキルや経験を求めているのかを理解しておかなければなりません。機械設計職に求められるスキルや経験を把握することで、職務経歴書の作成に活かせます。
機械工学の知識
機械設計は機械を構成する部品や構造の設計が中心です。機械工学の知識があることで、設計や製造に必要な技術的な情報を収集でき、設計の精度向上や設計した機械の性能に対する正しい評価に役立ちます。さらに、設計する際の安全性に関する法律や規制を理解し、安全な機械の設計が行えます。このようなことから、機械工学の知識を持っていることで、担当者に機械設計に適した人材であることをアピールできます。
機械力学や材料力学の知識
機械設計職には、部品や構造物の応力や振動、ひずみ、弾性や塑性変形などの挙動を理解し、安全性や耐久性を評価する力が求められます。機械の性能評価や確認を行う際にも、機械力学の知識があることで、より詳細に評価できます。また、強度不足や耐久性などの問題解決や部品の形状を最適化するときにも機械力学の知識が役立ちます。
機械設計は、設計の品質を左右する材料の選定も重要な要素です。たとえば大型の生産設備やプラントといった構造物、車両や家電製品、医療機器などの機械部品の設計などに、どのような材料やサイズを選択するか、耐久性はどうか、どのような負荷がかかるかなどの理解に材料力学の知識が欠かせません。材料力学の知識があれば、材料の物性や強度、材料の寿命などの予測ができ、安全性の高い適切な材料の選択が可能です。コストや品質に問題がある場合も、コスト削減や品質向上に材料力学の知識が役立ちます。
これらの知識を活用してどのような設計や問題解決を行ったか、またはどのような成果を得たのかを職務経歴書に加えると、人事担当者にアピールできます。
流体力学、熱力学の知識
たとえば、タービンやポンプなどの設計には、流体の圧力や流速への反力を考慮した設計が求められます。流体力学の知識があれば、流体の圧力や流動を予測でき、部品の性能や安全性を確保した設計を行えます。また、設計上の問題点を発見し、改善するときにも役立ちます。
エンジンや発動機などの機械部品は稼働時に熱や吸収が発生することがあり、熱による膨張や歪みを理解したうえで設計することが求められます。また、材料の耐久性や冷却の必要性も考慮しなければなりません。熱力学の知識を持つことで、熱の移動や変換を考慮した設計や熱設計を行う場合にも役立ちます。
これらの知識を使ったプロジェクトや問題解決例があれば、どのような成果を得られたのかを職務経歴書に詳しく書くことで、自身の能力をアピールできます。
CADスキル
機械設計の実務では、PC上で設計が可能なCADを問題なく扱える能力が求められます。そのため、機械設計職にCADスキルは不可欠です。
また、CAEソフト(コンピューター支援設計)を使用するシーンも多々あります。CAEを使って、生産工程へ移る前にシミュレーションを行うことで、機械の強度や耐久性に問題がないかを確認します。
CAM(コンピューター支援製造)も、機械設計職が業務で使用するツールの一種です。設計したデータを工作機械が理解できるよう変換します。
これらを扱えることをアピールするために、使用したCADソフトの名称や、バージョン、使用年数、使用した分野(産業用機械、自動車部品、家電など)を記載します。また、実際にそれらを使って設計した製品などを具体的に記載し、どのような成果を挙げたのかの説明も加えると効果的です。また、図面や製品の写真などをポートフォリオとしてまとめ履歴書に添付することで、実務で利用できるスキルがあることをアピールできます。
チームで業務をこなすためのコミュニケーションスキル
機械設計職は、業務に取り組むなかでさまざまな人と関わりをもちます。製品のなかにはソフトウェアが必要なもの、電子回路を組み込むものがあり、他ジャンルのエンジニアと協力しつつ業務へ取り組むのが基本です。
そのため、機械設計職にはコミュニケーションスキルが不可欠です。チームで協力しながら業務を進めなくてはならないため、コミュニケーションスキルが不足していると製品の開発そのものが遅れるおそれがあります。
また、機械設計職がクライアントや取引先の担当者などと直接言葉を交わすケースも珍しくありません。設計のコンセプトや技術に関する説明を求められた場合、営業担当と一緒にクライアントのもとへ訪れ、説明することがあります。その場合、クライアントが何を知りたいのかを見極め、求める情報をスムーズに提供する必要があります。高いコミュニケーションスキルがあれば、業務でトラブルが発生した際にもスムーズに対処することが可能です。
このような理由から、機械設計職が職務経歴書を作成する際には、高いコミュニケーションスキルがあることをアピールできるよう意識することが大切です。
機械設計職の職務経歴書サンプル
20●●年●●月●●日現在
氏名:●● ●●
■ 職務要約
2015年から2020年まで、1カ月の研修後、大手自動車メーカーにて、自動車部品の生産におけるプレス設備、型、治工具の開発設計とCAE解析、金型成型シミュレーションを担当。海外の生産拠点とのコミュニケーションを通じて、課題解決や品質向上に取り組みました。2020年4月からは、自動車部品への高い評価を誇る★★機械株式会社の製造部門にて、エンジン部品の設計、製品開発の補佐的役割を通じて、CAD、CAEを使用した最適な設計案の作成、お客様と密に連携しながら試作品の製作・評価を担当。品質や性能向上、コスト改善に積極的に関わっています。
■ 職務経歴
勤務先名:株式会社●●テクノ(期間:2015/04~2020/03)
◆事業内容:技術者派遣・請負業(東証スタンダード上場)
◆従業員数:8,000名
◆売上高 :1,000億円
◆雇用形態:正社員
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期間 | 業務内容 |
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2015年4月 |
部署名:名古屋支店 技術部 技術1課 配属 |
【職務】技術職 【職位】一般職 / チーム人数10名 1ヶ月の研修後、名古屋支店技術1課に所属し、大手自動車メーカーに派遣される 目的・役割 大手自動車メーカーにおいて、自動車部品の生産におけるプレス設備、型、治工具の開発設計とCAE解析、金型成型シミュレーションを行う。 目標・成果 設備・型・治工具の選定基準の更新(3回/年) プレス製品の検査治具精度を1/1,000mmまで向上 2017年に作成した動作検証装置が他工場にも展開 海外拠点の現地技術要員の育成を実施(5年間合計400名) 内容・手段 生産計画をもとに製品の号口生産までを一貫管理。完成部品を3次元測定し妥当性評価を行った。 使用ソフト 2D-CAD(Fusion360、AUTOCAD) 3D-CAD(SOLIDWORKS、CATIA V5) CAE解析(ANSYS) |
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2018年4月 |
部署名:大阪支店 技術部 技術2課 配属 |
【職務】技術職 【職位】一般職 / チーム人数20名 プロジェクト終了に伴い異動し、大阪支店技術2課に技術者として着任。 目的・役割 初の量産品対応に伴い、治具台・治具部品の仕様検討、構想設計、モデリング、図面作成、組付けを担う。 目標・成果 過去装置の治具を共通化できる治具台を設計した。部品を共通化することでコストを20%削減し、量産価格の低減にもつながった。 内容・手段 派遣先企業の各部署、拠点の意向のすり合わせをし、フィールドテストを行った。 |
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退職理由 両親の体調面もあり、地元へのUターンを志向したため |
勤務先名:★★機械株式会社 (期間:2020年4月 ~ 現在 )
◆事業内容:自動車部品製造業(東証プライム上場)
◆従業員数:450名
◆売上高 :500億円
◆雇用形態:正社員
横スクロールでご覧いただけます。
期間 | 業務内容 |
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2020年4月 |
部署名:本社 製造部 生産技術課 配属 |
【職務】技術職 【職位】一般職 / チーム人数7名 愛知県本社の製造部生産技術課にて、自動車部品(主にエンジン部品)の機械設計、製品開発に携わる。 目的・役割 自動車部品への高い評価を誇る★★機械株式会社の製造部門にて、エンジン部品の設計、製品開発の補佐的役割を担う。 自動車メーカーとのコミュニケーションを通じて、希望する設計、技術的な問題解決に取り組む。CAD、CAEを使用し、最適な設計案を作成。試作品の製作、評価を行い、品質、性能、コストの改善提案を行う。 目標・成果 自動車メーカーの要望通りの設計案を作成。CAD、CAEを最大限利用し、エンジン部品の強度と振動解析を行い、技術的な問題点の修正を最小限に押さえてコスト削減に貢献 流動力学の知識を基に強度・振動解析を行うことで、問題の修正を迅速に処理でき、短納期に貢献 内容・手段 CAD(CATIA)やCAE(ADAMS)を使用し詳細な設計案を作成 試作品の製作、評価を通じて性能向上に取り組む 改善提案を積極的に行い、チームに貢献 自動車メーカーの、要望に関する調査やヒアリング 車両設計部と協業しての量産化前の試作 |
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退職理由 機械設計のスキルをさらに高めるため。 |
■ 経験・技術
- 2D CAD(AutoCAD計8年 Fusion360計10年)
- 3D CAD(SOLIDWORKS 計5年、CATIA V5計6年)
- 構造解析ソフト(ANSYS mechanical 計8年 SIMULIA計2年)
- 四力(「材料力学」,「流体力学」,「熱力学」,「機械力学」)の基礎知識
■ 保有資格
- 普通自動車第一種免許(2009年8月取得)
■ 語学力
- TOEIC 720点 (2018年5月)
- ビジネス上での利用経験 6年
(海外生産拠点の現地技術要員の人材育成、現地での改良設計)
■ 自己PR(以下の点でお役に立てます)
【作業の緻密さと状況判断力】
問題を解決するために緻密なトライ&エラーを繰り返せる粘り強さが強みです。新規に試験評価を行う場合は、企画段階から統計手法を用いてデータ収集と解析を行い、より適切な状況設定を心がけました。また、工程管理に携わった経験から、問題発生時には素早い状況判断を行うことができます。工程を俯瞰して物事を見極める視点が身についているので、トラブル発生時にもより早く問題の本質を発見することができます。
【コミュニケーション力】
私には相手の潜在的ニーズをくみ取ったうえで提案できるコミュニケーション能力があります。海外の工場にて試作品開発を行った際には、現地で市場テストを行ったり、顧客からの要望をヒアリングしたりしながら、相手がどのような要望をもっているかを把握するようにしました。そのうえで、どのようなことが必要かを自ら考え、方向性を提案しました。そうすることで顧客からの高い評価が得られ、試作品を量産化することに成功しました。貴社においても私の強みを活かし、よい製品を生み出していきたいと考えております。
機械設計職向け職務経歴書の書き方のポイント
職務経歴書は、転職を成功へ導くために重要な文書です。応募者と直接会ったことがない企業の採用担当者は、職務経歴書を読んで自社に利益をもたらす人材かどうかを見極めると同時に、面接フェーズへ進むべき人材かを判断しています。応募企業に必要な人材だということをアピールするには、ポイントを踏まえたうえで職務経歴書の作成に取り組みましょう。
タイトル、年月日、氏名
タイトル部分は、「職務経歴書」と書きます。
年月日は、職務経歴書を提出する日付を記入します。郵送する場合はポストへ投函する日、面接と同時に手渡しする場合は面接日を記しましょう。
年号は和暦・西暦のどちらでもかまいませんが、表記を統一させるのがルールです。(履歴書とも統一されているのがよりベストです。)
職歴を簡潔にまとめる職務要約(職務概要)
職務要約(職務概要)は、これまでの歩み、キャリアを端的にまとめた部分です。メインのコンテンツではないため、3~4行ほどに短く整理して記載しましょう。ただし、短い文章のなかで、いかに採用担当者の興味を引けるかが重要なポイントです。
そのため、メインコンテンツである職務経歴から、もっとも興味を引けそうな要素を抽出して記載しましょう。主体的に取り組み大きな成果へつながったことなど、自分の実力をアピールできる内容を短文のなかに盛り込みます。
応募企業の採用担当者が、応募者の勤めていた企業の業界や機械設計について精通しているとは限りません。そのため、エンジニアしか使用しない専門用語や略語、業界ならではの用語を多用してしまうと、採用担当者に伝わらないおそれがあります。誰が読んでも理解でき、わかりやすい文章で作成することを心がけましょう。
これまでの職歴を記載する職務経歴
職務経歴書におけるメインのコンテンツです。現在勤めている企業、もしくは前職でどのような製品に関する設計に携わっていたか、どのようなプロジェクトに関わっていたかなどについて記載します。
携わった業務やプロジェクトを淡々と記載するだけでなく、その業務の目的や、目的を達成するための手段、目的や手段をもとにどのように成果を出したかについて記載します。
難しく考えすぎずに「いつ・どこで・誰が(誰に)・どのように・どうしたのか」を意識して書くと、伝わりやすい内容になるでしょう。同時に業務を通じて身についたスキルや知識についても記載すると、採用担当者への大きなアピールにつながります。
目的や成果は、できるだけ具体的に書くことが大切です。具体性がないと採用担当者に伝わりにくく、アピールにつながりません。信憑性を高めるためにも、数値などを交えて具体的に記載しましょう。
職務経歴は記載内容が多く、文章が長くなりがちなため、整理して見やすく記載することが大切なポイントです。担当した製品や業務、設計に用いたツール、環境、プロジェクトに要した期間、自身の役割、メンバーの数などを項目ごとに分けて記載するとわかりやすくなります。
これまでに取得した資格
これまでに取得した資格を、できるだけすべて記載します。普通自動車第一種免許のような実務にあまり関係がないと思われる資格や免許も、立派なアピール材料です。取得している資格が多く、記載する情報が多くなる場合は、機械設計の実務に関連する資格を中心に記載します。
機械設計職の実務に関連する資格としては、「機械設計技術者」が挙げられます。機械設計に関する知識や技術を幅広く問われる資格です。また、製図技術を認定する国家資格「技能検定(機械プラント製図)」や、CADを扱う技術を測る「CAD利用技術者検定」などもあります。
「CAD利用技術者検定 〇〇年〇月取得」のように、資格を取得した年月も併せて記載しましょう。
語学系の資格も、取得している場合は必ず記載します。英語スキルを測る英検やTOEIC、中国政府公認の中国語検定HSKなどです。グローバルな展開を検討している企業であれば、英語や中国語など外国語に長けた技術者の確保は急務です。そのため、機械設計職であっても語学系の資格を職務経歴書に書くことは、大きなアピールにつながります。
転職先で活かせる知識やスキル
応募企業に入社したあとに、「これは活かせるだろう」と考えられる知識やスキルを記載します。たとえば、CAEソフトを扱える、顧客へのヒアリングが可能、仕様折衝経験がある、などです。
また、アピールにつながる経験がある場合は必ず記載しましょう。機械設計職であれば、新たな機械の概念設計から生産設計までの経験や、各種設計ツールの使用経験、海外の取引先と英語を用いた技術折衝などです。
記載する際は、CADやCAEなどの使用経験について、「CAE 3年6ヶ月」などと期間も記載すると、より経験値が伝わりやすくなります。
自分自身の強みを伝える自己PR
自己PRは、自分自身の強みを採用担当者へ伝えるコンテンツです。自分にはどのような強みがあるのか、採用すると企業にとってどのようなメリットがあるのかをアピールする場所です。
どのような業務に取り組み、どういった成果を出したのかを具体的に記載します。クライアントや上司など、周りから得た評価も記載しておくと、よりアピールにつながります。また、機械設計職に必要なスキルや知識を有している人材であることをアピールすることも忘れてはいけません。
まずは、自分にどのような強みがあるのかを考えます。たとえば、過去に自信の経験やデータをもとに、素早く状況を判断し問題を解決した事例がある場合は、そのエピソードを交えつつ状況判断力をアピールします。
ほかにも、高いコミュニケーションスキルに自信がある場合は、相手の求める要望を把握し考え提案まで行えること、自ら相手と関係を構築できるなども有効なアピールポイントです。
職務経歴書を作成する際の注意点
職務経歴書を作成するにあたり、いくつか覚えておくべき注意点があります。実績はできるだけ具体的に記載する、空欄を作らない、内容は簡潔にまとめる、の3点です。ここでは、この注意すべき3点について具体的に解説していきます。
実績を具体的に記載する
実績を記載する場合、たとえば「設計担当として指名を受けた」のみの記載だと、アピールポイントしての印象が弱く感じられ、信憑性や説得力も欠けてしまう印象になります。どれだけの成果を出したかを具体的に示すためには、数値データと例を交えて実績を記載するようにしましょう。
たとえば、「新製品の設計担当として3名から指名を受けた」や「製品を改善するための設計に取り組み、売上が1.5倍に増えた」などです。数値データを交えることで、信憑性が高くなり、採用担当者にも正しく実績が伝わります。また、「機械設計」ではあるものの、製品によって求められるスキルも変わってくるため、具体的に何を設計してきたのか といった点は詳しく明記出来ると良いでしょう。
マネジメント関連の実績を取り上げる場合は、プロジェクトの期間やメンバーの数、取り組んだ内容を盛り込むとよいでしょう。
なお、実績を具体的に記載するうえで、注意すべき点がひとつあります。それは、守秘義務に違反しないことです。まだリリースされていない製品の設計フェーズにおける内情などを記載してしまうと、守秘義務違反となるおそれがあります。
場合によっては、現在勤めている企業や過去のクライアントなどから、損害賠償を請求されるリスクもゼロではありません。守秘義務違反とならないよう提供する情報を正しく記載することが重要です。
空欄はできるだけ作らない
職務経歴書に空欄があると、記入漏れを疑われてしまいます。そのため、すべての項目で、できるだけ空欄を作らないことを意識します。各職歴ごとに、あらかじめ企業へ伝えておくべきこと、知ってもらいたいことを簡潔に記載します。たとえば、病気の治療中である、持病をもっている、機械設計職としてブランクがある、転居する予定があるなど身上についての記載が当てはまります。
また、希望条件を記載する際には、最低限に留めることを意識してください。採用側の視点で言えば、応募職種への動機ややる気を知りたい訳ですから、いくつも希望条件を記載してしまうと、採用担当者に「仕事内容より条件を優先した仕事選びをしているのでは?」としてネガティブな印象を与えかねないからです。
内容は簡潔にまとめる
職務経歴書の全体を通して、簡潔にまとめることを意識します。自身の強みや魅力を伝えたいがために、盛り込む情報を多く入れてしまうと、伝えたい情報が正確に伝わりません。盛り込む情報は厳選し、箇条書きを使用する、項目に分けて説明する、表を用いるなどの手法で、読み手のことを考えた文章にすることが大切です。
職歴を記載する際にも、業務内容と実績、環境などをきちんと分けて記載することで、読み手に情報が伝わりやすくなります。
全体のボリュームは、2~3ページ程度でまとめ、専門用語はできるだけ使わず、使用する際には補足をつける、難しい漢字には読み仮名をふるなど、読み手がストレスなく読み進められるような工夫も必要です。
まとめ
機械設計職が転職を成功させるためには、専門性の高い資格や経験など自分の強みを知ってもらい、採用担当者が面接をしたいと思えるような内容に仕上げる必要があります。応募企業が求めるスキルや人材像を把握したうえで作成に取り組むのが大切なポイントです。
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