静岡市の移住支援がすごい!~静岡市の『移住者住宅確保応援補助金』を徹底解説! 2025/11/28版
移住を考える上で心配事のひとつである「お金のこと」。
移住するとしたら何にお金がかかり、どれくらい必要なのでしょうか。
例えば、首都圏から地方都市に移住をした場合、家賃や住宅購入費が安くなる可能性はありますが、必ず移住費用が必要になります。
まず、必ずかかるのは引っ越し費用です。現在の住まいから荷物を運ぶ場合、マイカーで運ぶ人よりも業者へ依頼する人が多いと思います。
賃貸を考えている場合は、敷金・礼金・仲介手数料がかかります。最近は、敷金・礼金ゼロの物件が増えていますが、不動産会社を通して賃貸契約をする場合は、仲介手数料が必ずかかりますし、家賃1か月分を前納する必要がある場合もあります。さらに火災保険料など、初期費用は意外と大きな金額になることが多いです。
新居に合わせてカーテンを購入したり、既に家具や家電を所持している場合でも、ライフスタイルの変化により、買い足すこともあるでしょう。
住宅を購入する場合や実家を二世帯住宅化にする場合は、さらに大きな金額が必要になりますよね。
そこで今回は、数ある移住支援の中から、筆者が特にお勧めしたい静岡市独自の『移住者住宅確保応援補助金』についてご紹介します。
『移住者住宅確保応援補助金』って、どんな補助金?
この補助金は、令和6年度11月補正予算により創設された新たな支援制度で、令和7年1月1日以降に静岡県外から静岡市へ移住をした方を対象に、住宅確保にかかる費用を補助するものです。
この支援制度を大まかに説明すると、静岡県外から静岡市に移住をした方を対象とした住宅確保にかかる費用を補助する金銭的支援で、住宅の購入費(新築・マンション等)や実家の二世帯化(増築・改修)、賃貸(戸建て・アパート等)契約の経費(家賃・共益費・敷金礼金・仲介手数料)の補助をしてもらえます。
移住するにあたって最も経済的な負担となる費用を補助してもらえるというのは、心強いですよね。
しかも!
静岡市は、政令指定都市であり、県庁所在地でもあります。
静岡県のほぼ中央に位置し、新幹線停車駅があり、中心市街地には市役所や総合病院、大きな公園、百貨店や商店街などが揃っています。バスは100路線以上!私鉄も走っており、利便性の高い地方都市でとても暮らしやすいと定評があります。
静岡市については、こちらの記事もぜひご覧ください↓↓↓
【移住先で人気の静岡県】中部エリアで人気№1! 地方暮らしの良いとこ取りが叶う静岡市 2025/07/28版
対象者の要件は?
補助金全般に言えることですが、対象者の要件や申請手順などを細かく確認する必要があります。
まずは、申請者の年齢や移住前の居住地が対象であるか確認しましょう。
この補助金には、年齢要件があります。
「40歳未満の県外から市内への移住者」又は「18歳未満の世帯員を扶養している県外から市内への移住者」が対象です。
「40歳以上の人は対象外なの?」と思う方もいるかと思います。しかしこの補助金は、転入日の年度4月1日において18歳未満の世帯員を扶養している場合も対象になります。つまり、18歳未満のお子さまがいるご家庭(扶養)であれば、申請者の年齢は問われません。
この補助金の特徴がもうひとつ。
移住関連補助金でよくある、「東京圏からの転入者のみ対象」という条件もなく、静岡県外からの移住者が対象です。この要件は、非常に珍しい特徴といえるでしょう。
他にどんな支給要件があるの?

年齢条件に加え、『移住者住宅確保応援補助金』には就業に関する要件を満たす必要もあります。
(1)就職
(2)テレワーク又は新幹線通勤
(3)就農
(4)起業又は事業経営
今回は、就職に関する必須要件を詳しく説明します。
・週20時間以上の無期雇用契約で、静岡県内の事業所に新たに就業していること。
※申請時において、在職中であること。
・転勤・出向・出張・研修等による勤務地変更ではないこと。
・就業日から5年以上継続して勤務する意思があること。
・市外への転出を伴う転勤が予定されていないこと。
※全国採用で配属先が静岡市の場合は対象外です。
これから仕事を探す方は、Achieve Career(アチーヴキャリア)をはじめとする移住検討者をサポートする転職エージェントに相談をしてみるのもお勧めです。
補助金の額はどれくらい?
【東京圏から転入の場合】※上限400万円
・単身での移住の場合:補助上限60万円
・2人以上の世帯での場合:100万円+同一世帯の18歳未満の子ども1人につき100万円を加算した額
【東京圏以外からの転入の場合】※上限200万円
・単身での移住の場合:補助上限30万円
・2人以上の世帯での場合:50万円+同一世帯の18歳未満の子ども1人につき50万円を加算した額
※東京圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の市町村のうち、条件不利地域を除く地域。詳細は、静岡市の公式サイトをご確認ください。
単身での移住や東京圏以外からの移住でも補助を受けられるのは嬉しいですね!
どんな経費が対象となる?

申請者が支払った(1)(2)(3)いずれか1つの経費が補助対象になります。
補助率は、なんと!対象経費の1/2です。静岡市の中山間地域にある井川・梅ヶ島・大河内(おおこうち)・玉川・大川・清沢・両河内(りょうごうち)に移住した場合は、3/4も補助を受けられます。
(1)住宅購入(新築・マンション等)
申請者または配偶者が居住するための住宅の新築または取得費用。
※新築住宅の工事費用や建売・中古・分譲マンションの購入費も対象です。
※土地取得に要する経費や店舗部分に要する経費、車庫や物置、倉庫、家具家電等の独立した備品の購入費、
工事中の仮住宅の費用は対象外。
(2) 住宅賃借(戸建て、アパート等)
申請者または配偶者が転入に伴い初めて居住するために賃借した住宅の費用。
・敷金、礼金、仲介手数料(1回目の申請時のみ)
・家賃、共益費(転入月から補助上限額に達するまで最大3年分)
※就職先からの住宅手当がある場合は、支払い金額から控除されます。
1回目の申請は転入後1年半以内、2回目は転入後2年半以内、3回目は転入後3年半以内と申請が複数回に分かれています。申請し忘れないように、カレンダーに記載したりアプリのカレンダー通知などを活用しましょう!
(3) 増築・改修
3親等以内の親族が所有する住宅を修繕または増築・改築・その他設備の更新に要する費用
・居室、浴室、洗面所、台所、トイレ、玄関の増設又は改修工事費。
・排水設備、電気設備、給湯設備等の設置又は改修工事費。
・床、内装、天井などの改修工事費。・間取り変更工事費 など。
※ハウスクリーニングやシロアリ駆除、自身で購入をした部品を使用したDIY、家具家電等、独立した備品の
購入費、工事期間中の仮住宅の費用等は対象外。
既に、国や他の地方公共団体等の公的制度による補助を受けた場合、又は受ける見込みのある経費は、補助対象外となります。
申請はどうやってするの?
補助を受けるには、まず「移住者事前登録」が必要です。転入前から転入後3か月以内にオンラインで登録しましょう。登録時に、受給要件を満たしているか、補助上限の予定金額等を確認することができるので、参考にしましょう。

移住前~移住後は、移住に伴う対応で忙しくなりがちですが、登録し忘れないようにしましょう。
登録後は、受給要件や返還要件などをよく確認しましょう。
補助対象経費を支払った後は、転入日から1年半以内に静岡市企画課へ申請書類一式を提出します。申請はオンラインでも行うことができます。
提出しなければならない申請書類がたくさんあるため、手続きを煩雑に感じて申請をためらうこともあるかもしれませんが、移住後の生活が少しでも楽になると思えば、きっと頑張れるはずです。
ちなみに、申請書類を提出前にコピーして手元に置いておくと安心です。
静岡市移住担当が伝えたいこと
移住担当者の阿部さんからお話を伺いました。
「移住を決断することは、人生の中でもビックイベントの一つだと思います。その決断を少しでも後押しできればとの想いで、静岡市では全国トップクラスの移住補助金制度をご用意しました。
実際に移住された方々にアンケートを実施したところ、87%の方々から『移住前よりも自分らしい生き方や充実した生活ができている』と静岡市への移住に大変満足いただいております。
多くの方々へ補助制度を活用いただき、静岡市へ移住いただけることを願っております。
※また、静岡市では補助制度の他にも移住のお悩みを相談できる移住コンシェルジュや、移住体験ができるお試し住宅制度等、各種移住支援があります。静岡市への移住を検討されましたら、まずはお気軽に静岡市移住相談申込フォームへご登録ください。」
まだまだある!移住関係の補助金について

ここまで、『移住者住宅確保応援補助金』についてお伝えしましたが、静岡市には多彩な移住支援制度があります。
例えば、東京23区内から移住し、空き家を購入・改修してテレワークを行う5人家族(子ども3人)の場合、最大1,000万円!の支援を受けられることもあります。
・『移住者住宅確保応援補助金』:上限400万円(住宅購入費の1/2)
・『空き家改修事業補助金』:上限200万円
・『移住・就業補助金(国事業)』:定額400万円
ただし、受給するには様々な要件があるため、必ず自身で調べて確認し、担当課へ相談しましょう。
移住後の暮らしを豊かにするための支援制度は数多くあります。
しかし、「知らなかった!」という方や支援制度を知った時には既に受付が終わっていて後悔された方を何人も見てきました。
補助金は、年度の予算の関係で、早期に受付が終了したり年度が変わると内容が変更されることもあります。
移住を検討し始めたら、こまめに静岡市のホームページで最新情報を確認するのがお勧めです!!
静岡市の移住支援情報
https://www.city.shizuoka.lg.jp/ijuteiju/index.html
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Achieve Career(アチーヴキャリア)は、静岡県・愛知県への移住時の転職をサポートしております。地場の求人媒体社である株式会社アルバイトタイムスが運営し、3,100案件を超える豊富な案件ラインナップを含め、移住時の支援金に関する情報提供もさせて頂いております。又、静岡県が推進する「ふじのくにに住みかえる推進本部」構成員として、国内・海外から静岡県への移住者の転職サポートを行っております。
移住時の転職に関しては「移住アドバイザー・藤原啓之(ふじわらひろゆき)」までお問合せ下さい。
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執筆者:齋藤綾(Aya Saito)
静岡生まれのUターン移住経験者。社会人2年目に上京し、「静岡県移住相談センター静岡窓口」で移住コーディネーターとして3年間務めた後、本業を持ちつつ社会的課題をミッションとする団体の広報やサポートを行うパラレルキャリア。旅行と音楽、季節の手仕事が好き。